墨田区両国で腰痛・坐骨神経痛に特化した 両国さいち整骨院

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自転車通勤後の股関節周囲の痛み

自転車通勤後の股関節周囲の痛み

年齢 40代 性別 男性



症状 階段昇降時の股関節の痛み パトリック(+) 屈曲、内転に制限

ロードバイクで長距離を走ることが趣味の方でした。
休みの日だけでなく、ロードバイクで1時間半ほどかけて通勤を始めたところ左の股関節が徐々に痛くなり始めたとの事。
特に階段の上り下りに痛みが強くあぐらもかけなくなっていました。
股関節が痛いとおっしゃっていましたが、恥骨結合付近に痛みがでているようです。
太腿の内側の筋肉が緊張していて、少し触るだけでも痛がっていました。
股関節自体の痛みというよりは周囲の筋肉に問題があるようです。

自転車を漕ぐときに使う筋肉


自転車を漕ぐときに主に使われる筋肉としては
  • ・大腿四頭筋
  • ・ハムストリングス
  • ・大殿筋
  • ・腸腰筋
  • ・下腿三頭筋

が有名です。
ロードバイクに乗っている方は、ここらへんの筋肉を鍛えていたりケアしていたりする方が多いです。
体のケアだけでなく、漕ぐときの姿勢を意識したりサドルを調整したりできるだけ体に負担がかからない努力をされています。

しかし、股関節が痛くなってしまう方も多く見られます。それはなぜでしょうか。

内転筋をしっかり使うことが大切

ペダルを漕ぐときに使う大腿四頭筋とハムストリングス。
実はこの筋肉が動いているときには、内転筋も協調して動いています。
特に力強く股関節を伸展(足を後ろに引く)する場合は、大内転筋の活動が活発になっているのです。内転筋がうまく使えていないと、ハムや四頭筋に負担がかかってしまいます。

ロードバイクに乗っている方が股関節の痛みで来院された場合、股関節の可動域と一緒に必ず内転筋の硬さも見ます。軽く触るだけで飛び上がるほど痛がる方は結構います。

自転車が趣味の方にお話を伺うと、ペダルを踏む見込むときは臀筋や四頭筋、引き上げるときはハムストリングスや腸腰筋を意識して使うようにしているといいます。
ほとんどの方は内転筋の話をされませんが、実際は内転筋もとても重要です。
内転筋が固くなっていたりうまく使えていない人は、母趾球もうまく使えていないことがほとんどです。母趾球は踏み込みの際に使う場所なので、ここがうまく使えると踏み込みが力強くなります。

ですので、長時間ロードバイクに乗る人は内転筋をしっかりと使えるようにすることが大切になってきます。

ちなみに、大内転筋は坐骨神経の影響を受けているので、この筋肉の影響で足のしびれを感じることもあります。
その場合、腰やお尻の施術をするだけではしびれが取れていかないので、内転筋や後脛骨筋を狙っていきます。


施術の流れ

まずは恥骨筋の導引を行いました。痛みは10から6ぐらいに減りましたが、内転筋の張りが強かったので内転筋の導引もプラスしました。
1回目の施術で痛みは半分以下に減ったとの事でしたが、可動域制限はまだ残っていました。

もともと体の硬い方でしたので可動域を改善する必要もありましたが、もう少し痛みが取れてからにすることにしました。 少しの間自転車通勤はお休みしてもらいました。

2回目は1週間後でしたが、痛みは和らいでいるが階段は変わらず痛いとの事。
内転筋と恥骨筋の導引と股関節抜きを行い、殿筋群と腸脛靭帯も張りがあったのでアプローチしました。

2回目終了時で最初を10とすると3ぐらいになったとの事でしたので、次回から可動域制限を改善していきましょうとお話しました。

股関節の問題は周囲の筋肉や靭帯を注意深く観察していく必要があります。