院長  馬場 千秋

資格 : 柔道整復師

  • 2008年3月 柔道整復師国家試験に合格
  • 2008年4月 千葉県内の整形外科に勤務
  • 2011年2月 東京都内の整形外科に勤務
  • 2013年7月より、千葉県の整骨院で分院長をつとめる
  • 2018年2月に両国さいち整骨院を開院
  • その後も多数のセミナーや勉強会へ参加。現在に至る。

ごあいさつ


当院のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。両国さいち整骨院院長の馬場 千秋です。

私は鹿児島県の隼人町という街で育ちました。
父が大工の仕事をしていて、家の加工場には大工道具や木材があり、当たり前のように跡を継ぐつもりでいました。小学校に卒業文集には、将来の夢に大工と書いた覚えがあります。あまり深く考えずに自分の進路を決めていたように思います。

高校卒業後、大工の修行をはじめました。
特に根拠のない自身だけはあったので、大丈夫だろうと軽く考えていましたが、思っていた以上にカラダへの負担が大きく、腕もパンパンになるし腰も痛くなるしノミで指を切るし、最初の1ヶ月で不安になりました。
当時は180cmで55kgしかなかったので、それまで感じなかった腰痛が出てくるようになりました。
しかし、まだ若かったので「寝れば治る」と、特に体のケアをすることなく仕事をこなす日々でした。

丸のこで膝を切ったり足の親指の爪をはがすような小さなケガはありましたが、なんとか仕事を続けていました。

そんな時に、初めてぎっくり腰をしました。重たい物を持ち上げるときに痛めてしまったのです。

「ぎっくり腰って本当にぐきって音がするんだな」と最初は冷静だったのですが、30分後には全く動けなくなってしまい整形外科に運んでもらいました。 痛み止めの注射を打ってもらいましたが、全く効かず家に帰っても寝返りさえできない状態でした。

それがきっかけになったのか、腰痛がひどくなり何をしていても腰が痛い状態が続きます。休み時間に足場にぶらさがったりしましたが気休め程度でした。

それから整形外科や整骨院、カイロプラクティックに通ったりしましたが、治療が追い付かなかったのか腰痛はひどくなり足にしびれが出るようになりました。整形外科の先生には「筋力が足りないから腹筋しなさい」と言われましたが、当時は長年の大工仕事でそこそこ筋肉が付き、腹筋はバキバキに割れていました。

これ以上どうしろっていうんだろうと悩みながらもごまかしながら仕事を続けていました。

転機

その時はちょうど仕事の事でも悩んでいて、このまま父親の下で働いていていいのだろうかとか別の世界を知らない事への不安というか人間としての未熟さを痛感しているときでもあり、体の不調も相まって将来への不安がどんどんと大きくなっていった時期でした。

このままじゃ体も心もダメになると思い、仕事を辞めることにしました。

それから姉の知り合いの柔道整復師の方を紹介してもらい、お話しを聞いてこの業界に入る事を決断しました。

自分も腰痛やケガで悩んだので、今度は自分が助ける立場になりたいと思ったのです。

自分の足のしびれや腰痛も治っていなかったし、自分の体を治せるようになりたいとの考えもありました。

資格取得後

3年間、専門学校に通い無事に国家資格を取得。

最初に選んだのは整形外科で働くことでした。柔道整復師の本分である骨折の徒手整復の技術を学びたかったのです。そのために田舎から千葉県に出てきました。

整形外科では1年目から整復する機会が与えられたり、レントゲンの読影のしかたを教わったりととてもやりがいを感じていました。多くの患者様にかわいがられ、また感謝されたりして医療の一端を担っていると自覚していった時期でもあります。

整形外科に5年勤務し、整骨院での経験も積みたいと考え船橋の整骨院に勤めました。そこでは分院長として4年勤めました。

開業

分院長として働きながらこのままここに勤め続けるのも悪くないかなと考えていた時に、息子が生まれました。今考えると、最初は「かわいいな」ぐらいにしか思っていなくて父親としての自覚も覚悟もなかったよう思います。

でも、歩くようになって、言葉を理解し始めて、つたないながらもしゃべるようになってきたときに、「この子に誇れるような仕事がしたい」との想いが強くなっていきました。

自分の理想とする治療院をつくり、この資格を取るときの想いだった人助けがしたいと独立することを決めました。

「親が笑っていると子供も笑う」と言っている人がいました。確かにその通りだなと思います。

私が生き生きと仕事をすることが、家族のためであり、私を必要としてくださる患者様のためだと強く感じています。

「人の手助けがしたい」「息子に胸を張って生きていきたい」その想いが私の原動力です。

最後に

自分自身も整体を受けに行ったりしながら、いろいろな整体術を勉強し日々研鑽してきました。今現在も、師匠のところに教わりに行っています。

整体は、本当に困っている方のお力になれます。しかし、万能ではありません。

私の力不足もありますが、本気で治す気持ちのない人や治す体力のない人には効果がでないことがあります。

つまり一人の力では効果が半減するということです。「一緒に良くする」との想いがとても大切だと考えています。

あなたが元気になればあなた自身だけでなくご家族にも喜んでもらえる、あなたを支える人たちにも貢献したいとの想いでいます。

「どこにいけばいいのか」という不安を「ここにきてよかった」という安心になるように取り組んでまいります。