足に力が入らないとき

足のトラブルについて。

急に足に力が入らなくなることがあります。
その理由としていくつか考えられますが、一つは抹消神経の問題です。
「力が入らない=筋肉の問題」と考えがちですが、抹消神経のトラブルによって力が入らなくなる場合があります。

足の筋肉を支配する神経は、主に腰~仙骨から出ています。
腰や骨盤に問題を抱えていると、ここから出る神経の伝達がおかしくなり、足に力が入らなくなるという状態になります。


神経のトラブルで力が入らなくなっている場合には、筋トレをしても効果はありません。
まずはどの神経にトラブルが有るのかを知るために、検査を行う必要があります。
反射テストや筋力テストに加えて、背骨の動きなど神経が走行する部分に問題がないかをみて、総合的に判断していきます。
その上で、問題の起きている部分に施術を行えば、また力が入るようになっていきます。

先日来院された女性の話です。

朝起きた時に起き上がりにくいという少しの違和感がありましたが、特別気にすることなく過ごしていました。
お昼ごろから違和感が強くなり、歩こうとしても足が前に出なくなったとのことです。
その症状が出て3日後に来院されましたが、歩行時の歩幅も極端に小さく、足もほとんど上がっていませんでした。
座った状態でもも上げをしてもらうと、左側は力が入らない状態です。

いくつかテストを行うと、4番目の腰椎に問題があるというのがわかりました。
腰椎4番からは、足の筋肉を支配する大腿神経、閉鎖神経、坐骨神経がでます。
問題のある部分を動かしてあげると、座位でのもも上げがあがるようになり歩行も安定してできるようになりました。

このように、なにが理由で足に力が入らなくなったのか?を検査で調べて施術する必要があります。